骨董を初めて買う前に確認しておきたいこと
骨董店に初めて入ると、値段の根拠がわかりにくく、何を基準に選べばいいか迷うことがあります。購入前に知っておくと判断しやすくなることを、いくつか整理しました。
値段には理由がある
骨董の価格は、産地・年代・状態・希少性の組み合わせで決まります。同じように見える器でも、産地が確認できるものとそうでないものでは評価が変わります。値段が高い理由を聞いて、納得できるかどうかが一つの判断基準です。
信頼できる店であれば、価格の根拠を説明できるはずです。「なぜこの値段なのか」を聞いてみてください。
状態の確認は自分の目でする
欠けや割れは、購入前に必ず自分で確認してください。写真では見えにくい部分があります。来店時に手に取って、光に当てて見ることをお勧めします。
状態が完全でなくても、それが価格に反映されていれば問題ありません。欠けがあることを知った上で購入するのと、後から気づくのでは全く違います。
購入後のケアについて
陶磁器は使う前に「目止め」をすることがあります。米のとぎ汁で煮ることで、貫入からの染み込みを防ぎます。ただし、すでに使い込まれた古い器は、目止めが不要な場合もあります。購入時に確認してください。
- 木製品は直射日光と急激な乾燥を避ける
- 漆器は水に長時間つけない
- 鉄瓶は使用後に水気を飛ばしてから保管する
- 陶磁器の貫入は経年変化であり、欠陥ではない
迷ったら持ち帰らなくていい
骨董は衝動買いより、じっくり考えて選んだ方が後悔が少ないです。気に入らなければ買わなくていいと思っています。一度見て、考えて、また来てもらえれば十分です。
初めての方ほど、遠慮なく質問してください。わからないことを聞くのは当然のことです。